究極のモバイル充電器 RAVPower RP-PC104

ガジェット
  • 今まではスマホ用の充電器を持ち歩き、ノートPCを持ち出す際には、別途専用のACアダプターを使っていたのが、これ1つで両方充電可能になった。
  • USB Type-C急速充電(45W/PD対応)
  • 新技術「窒化ガリウム」採用で超コンパクト
  • PD非対応の機器でも問題なく充電出来ることを実験!!

RAVPower USB-C急速充電器 (45W/PD対応/超薄デザイン) 【GaN(窒化ガリウム)採用/折畳式/PSE認証済/Power Delivery対応】iPhone 11/11 Pro/11 Pro Max/XR/8、Galaxy S10、MacBookその他USB-C機器対応 RP-PC104 黒

特徴

USB Type-C PD 対応 (45W)

  • コネクタの形状が USB Type-C であっても、充電器によってはPDに対応していない製品もある。
  • ケーブルもコネクタの形状が USB Type-Cであっても【PD対応】と明記してあるものを購入する必要がある
  • 今までのUSB充電器は出力が5Wであったが、USB PD(USB Power Delivery)では規格的には最大100W(今までの20倍)までとなった
  • ノートPC用の電源や汎用的なもので、45Wのものが一般販売されているが、どれもイマイチ従来のUSB充電器に比べると、大きめであった
  • 機器側も USB PD に対応している必要がある。充電は出来るが、今まで通りの 5W での充電となる

新技術 「窒化ガリウム」採用でコンパクト

  • 現時点で最薄(2019/07/21現在)
  • 縦:80mm 横:56mm のクレジットカードより一回り小さいサイズで、厚さは 16mm

実験!!PD対応も非対応も、あらゆる機器に充電可能

  • Type-C⇔MicroUSB の変換器は「規格的にアウトなので使ってはダメ!」との商品レビューを見かけるが、本当かどうか試してみた。
  • 使用機器
    RAVPower RP-PC104
    Anker PowerLine II USB-C & USB-C 2.0 ケーブル 1.8m 【USB-IF認証取得/超高耐久/PD対応】
    Type-C⇔MicroUSB 変換器/Type-C⇔Lightning 変換器
    YOJOCK usb電圧電流チェッカー Type-C テスター
    その他、今まで使っていた充電器各種

「ThinkPad X1 Carbon」に充電可能

  • ThinkPad X1 Carbon は、充電器の容量が小さいと「規格外」相当の警告が表示されるのだが、問題なく接続
  • 19.8V × 2.02A = 39.99W

「Xperia XZ3」に充電可能…なのだが?

  • 5.03V × 0.57A = 2.87W
  • あれ? 5.03Vしか出ていない
  • ケーブルとか変えてみたけど変わらない。なぜ??
  • ちょっと調べた範囲では解らなかったので、調査結果はまた報告したい。
    ※「Xperia XZ3」の「いたわり充電」の影響であったようだ。その後、問題なく充電出来ることを確認。

「Xperia Z5」に充電可能

まず、今までの充電器で充電

  • 5.24V × 1.45A = 7.59W

RP-PC104 で充電

  • USB Type-C のオスに、Type-C(メス)⇔Micro USB(オス) の変換器を追加
    Amazonで買ってなかったので、詳細不明
  • 5.09V × 1.46A = 7.43W にて、正常に充電可能

結局、Type-C⇔Micro USB の変換器は使用できるのか?

  • 変換器を取り付けただけで、上記の様に出力Vが表示される。電流は 0A
    変換器が付いていないと、テスターの画面は黒いまま
  • 変換器を取り付けた時点で、なんらかの遣り取りがあり、出力が5Vに決まるようである
  • なので、この状態で他の機器を接続しても、高電圧で機器が壊れることはなさそう
    ※全ての充電器/変換器でこうなっているとは限らないので、念のため
  • 恐らく「規格外」と言われるのは、充電器側で USB PD だと思って 20V で出力しているものを、コネクタの形状のみ MicroUSB に変換したような場合と思われる。これは、一発で壊れる。または発火して大惨事になる恐れがある。
  • RP-PC104 は、接続する機器/変換器/ケーブルなどが、全てちゃんとした規格に従っていれば、自動認識して正常に出力をコントロールしているようだ
  • 逆に言うと、こと電源関連の機器については、出所不明なモノを決して使わないことが肝心だ

「iPad Air 2」に充電可能

今までの充電器で充電

  • 5.12V × 2.21A = 11.32W

RP-PC104 で充電

  • USB Type-C のオスに、Type-C(メス)⇔Lightning(オス) の変換器を追加
    Amazonで買ってなかったので、詳細不明
  • 5.15V × 2.28A = 11.74W にて、正常に充電可能

「Sony WI-1000X 」に充電出来ない

今までの充電器で充電

  • 5.04V × 0.10A = 0.50W

RP-PC104 で充電

  • なぜか、充電出来ない。4.98V と表示されているが、0A のまま
    WI-1000X 本体の充電中の赤ランプも点灯しない
  • 恐らくは出力が 4.98V と、5Vに達していないため、WI-1000X 側で制御しているものと思われる(充電出来ている方は 5.04V)
  • 「Xperia Z5」の所で書いたが、 Type-C(メス)⇔Micro USB(オス) の変換器 を挿しただけで、出力電圧が決まるようなので、変換機を別のものに替えれば正常に充電出来るかもしれない
  • ※今後の宿題として、判明したら報告します。

Sony MDR-HW700

  • 4.98V × 0.07A = 0.35W
  • こちらは、4.98V でも正常に充電されている

Nintendo Switch

  • 14.9V × 0.35A = 5.22W にて、正常に充電されている

おまけ

  • 前から充電器の USB ポートの「Smartphne」「iPhone/iPad」の表記が気になっていた。何か違うのか?
  • iPad を「Smartphne」 側に接続した場合 5.24V × 0.94A = 4.93W
  • iPad を「iPad/iPhone」側に接続した場合 5.17V × 2.22A = 11.45W
    なんと、役2倍も違う。
  • ただし、「Z5」で同じことをした場合、
    Z5 を「Smartphne」側に接続した場合 5.23V × 1.46A
    Z5 を「iPad/iPhone」側に接続した場合 5.24V × 1.46A
    と、どちらに挿しても同じであった
  • iPad/iPhone を充電する場合には、「iPad/iPhone」側に接続しよう

参考ページ

メーカー公式ページ(日本語サイトにはまだ載っていない)

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