コンパクトで壊れにくいモバイルマウス – ELECOM「CAPCLIP」

ガジェット

持ち運び時は小さく、使用時は大きく。モバイルマウスの新提案。 静音スイッチを搭載したIR LED搭載Bluetooth(R)ワイヤレスマウス“CAPCLIP”(キャップクリップ)。
エレコム ワイヤレスマウス Bluetooth モバイル CAPCLIP 3ボタン IRLED搭載 充電式 ホワイト M-CC1BRWH

小さい

とにかく小さい。

コンパクト

収納すると、さらに約半分の大きさに

壊れにくい

メーカーHPでも謳っていないのだが、実は最大の特徴は壊れにくいことだ。
今までもいくつか小さいモバイルマウスを使って来たのだが、鞄の中にそのままの状態で入れていると、意図せず様々な衝撃が加わってボタンが故障してしまう。
使用されているマイクロスイッチは「クリック」感を与えてくれる大事な部品だが、機械式の繊細な部品であるので光学式マウスの弱点でもある。
本体を収納することにより、鞄の中にテキトーに放り込んでも、様々な衝撃からボタンを守ってくれる。

使用感は?

最初は使いにくく感じるかもしれないが、他のコンパクトなマウス同様、慣れれば何の問題もなく使用できる。
少なくとも、ノートPCの「タッチパッド」や「トラックポイント」よりは、普段使いのマウスと同じ使用感であるため、直感的に効率良くサクサクと使用できる。

不満な点は?

最初に購入して開封した時に「なんだコレ、騙された!」とまで、ついつい思ってしまったのがこのクリップだ。取り外しは出来ない。
「収納するのに邪魔ぢゃん」と、使う前に速攻で取ってしまった。

クリップと留め金をペンチで強引に取り外し、本体側に残ったジョイント部分をカッターで切除。カッターで削れる程度まで取り除いてあげればOK。切り口が多少デコボコしていても、使用上は全く問題ない。

クリップを切り取って問題ないか?

最初に切り取ってしまったので気付いていなかったのだが、実はこのクリップは、マウス使用時に本体を前傾させて安定して使用するためにある。

マウスをクリックするたびに先端部分が上下にガタガタしないようにするためには、先端部分とカバーの先端部分が接地するように(上の図のように)前傾させる必要がある。
だが構造上、前半部分に重量が偏っているので、マウスの後端を持ち上げるような動作を、意識的に行う必要はない。
始めにストッパーを取ってしまったせいもあるかも知れないが、「ガタガタして保持しずらい」とか「使いにくい」と感じたことはない。
「慣れてしまえば」と言うほど習熟する必要もなく、全く問題なく使用できる。

感想

最近はPCも薄くなり、持ち運びも苦にならず、ある意味どこでも仕事が出来るようになって来たのだが、やはり長時間作業する時にはマウスが欲しくなる。
「タッチパッド」や「トラックポイント」などのPC本体への様々な工夫や、ガジェット色の強い極小マウスなどもあるが、やはりマウスの直感的な使用感を超えるものがない。
以前、SONYテクトロニクスのグラフィックワークステーションを使用していた時に、キーボードの右下にマウスのスクロールホイール相当のダイヤルが2個付いているものがあった。
右側面のものが前後にスクロールしてマウスカーソルが上下に移動、手前側面のものが左右にスクロールしてマウスカーソルが左右に移動。
実はコレ、非常に操作性が良くてお気に入りだったのだが、絶滅してしまったのが残念だ。

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